Purple Fabric’s Diary

映画や本、その他諸々について自分の意見を書くブログ。日本人になりたい日本人。Filmarks ID:pierrotshio

通りすがりのあなたへ #2

どうも、パープルファブリックです。

これを読んでいるということは、

#1も読んだと捉えていいのかしら。

物好きがいるものですね。

#2まで読むなんて。

 

今日はずっと本を読んでいました。

安静にしなければならないので。

親知らずを抜いてから48時間が経ちましたが、

腫れは未だ引かず、

オモロイ感じになっています。

見た目は、ゆで卵をいっこ

片側の頬に銜んでいるような、そんな感じ。

まともな食事が出来ず、自分がこれまで

どれほど美味しい食事というものに

支えられてきたのか思い知らされました。

腫れが引いたら何を作ろうかと、

YouTubeでレシピ動画を見漁っています。

ところが、

こんな時に限って母はステーキを焼きました。

なんでやねん、と思ったけれど、

あまり口を開けられないから

突っ込むこともできず、もどかしいです。

食べたかった、ミスジステーキ。

 

とはいえ、熱を出した時もさる事ながら

親知らずを抜いて弱っている時には

母の優しさが心身ともに沁みます。

「これなら食べられるかな?」

と聞いてくれる時の温かさたるや、

なんだか懐かしさで涙が出そうになります。

 

読んでいた本は、坂口安吾の『白痴』です。

再読ですが、内容はかなり忘れているようで

新鮮な気持ちで読んでいます。

「いずこへ」の主人公の一人称が、

"私"から"俺"に変わる瞬間があるのを

ご存知ですか。

私はそこにとても心惹かれます。

投げやりな態度、粗野な一面が、

何だか色っぽくてドキッとします。

 

あなたは今日、何をして

どんなことを感じましたか。

退屈な日は退屈なりに、

「退屈だなぁ」と感じることができましたか。

1日の長さって毎日変わる気がしています。

長さはどっちがいいとかは分かりませんが、

嫌なことができるだけ少ない日がいいなと

私は思います。

 

さて、今日はこの辺で終わります。

あなたがいいならこのままで、

一方的なのが嫌ならぜひ話しかけてください。

顔は腫れていますが、文字でなら話せます。

ではまた。